人生120年時代。
最後の最後まで幸せに生きるには:
1.身体が健康であること。
2.人との交流があること。
3. 安否を確認してくれる人がいること。
『フルーツフルライフ』(Fruitful Life=実りある人生)は、
お父様・お母様への最高の贈り物となるよう、
この3つの側面を同時に解決するサービスを行なっています。
営利主義ではない「心のこもった」思いやり溢れるサービスに努めます。
週1回の月4コマ(1コマ90分)、主に体育学部及び福祉学部の現役大学生や専門学校生が、高齢者のご自宅を訪問します。
お客様の健康状態・体力状態に合わせて、ご自宅でマンツーマンの運動指導。
ストレッチレベルから器具を使った本格的なトレーニングまで、完全にパーソナルに健康維持をお手伝いさせていただきます。
運動だけではありません。おしゃべり・掃除・洗濯・買物・ちょっとした力の要る作業まで、90分の時間の中で、様々なお手伝いをさせていただきます。
何気ない会話でも高齢者にとっては、孫のような世代との交流は楽しいものです。
週1回でも「人と話をする」機会は脳を刺激し、生活に張り合いを与えます。
訪問後には、トレーナーから依頼人の元にレポートを送ります。
体重・筋肉量などのデータおよび、その日のご様子をメール及び「全トレーニング動画」でご報告します。
また、身元保証・終活についてのご相談も随時承り、提携先をご紹介させていただきます。
まずはお身体の構成(体重・筋肉量・基礎代謝量・内臓脂肪・骨量・体水分率)を測定します。(10分)
体力に合わせ、ストレッチングから筋トレまで、様々な組み合わせで、健康維持のためのトレーニングを行います。(30分)
トレーニングを終えた後は、談笑するもよし、ちょっとした掃除や買い物など、なんでもお手伝いいたします。(50分)
この日の親御様の体調やトレーニング内容は、毎回レポートをさせていただきます。ぜひ安心してお任せください。
初めまして。
NPO法人 フルーツフルライフ代表の坂本と申します。
突然ですが、このサービスが生まれた背景をお話しさせてください。
このサービスを構想したのは、
私の父親の苦い体験があったからです。
時は2015年。父が85歳の時でした。
横断歩道を渡る際に足を滑らせ、転倒し、大腿骨骨折で入院をしてしまいました。
それまでは、本当に健康で、歩くことが好きで、長距離を平気で歩くような父でしたが、
この手術と入院をきっかけに、生活の質が大きく低下してしまったのです。
活動量は大幅に減り、それまで楽しく参加していたダンスサークルも辞め、
部屋の中に閉じこもりがちになったのです。
買い物をしに、長時間をかけて出かけるものの、
日に日に体力が衰え、
最終的には買い物も自力では行えなくなりました。
その後は、私が住んでいるマンションの裏にある駐車場で歩行の練習をするものの、
老衰には勝てず、最終的にはお風呂に入りながら、嘔吐物で喉を詰まらせ、亡くなってしまいました。
「あの怪我がなかったなら、どれほど寿命が違ったか…。」と
思わざるを得ません。
「怪我→入院→体力の低下→老衰→死」というある種のお決まりのコースでの最後でした。
つまり、ここでのポイントは、以下にして「怪我をしないか」「怪我をしない体づくりをするか」だと思います。
「躓いて転ぶ」と言っても、そこにはやはり老化に伴う筋力の低下、特に足腰の筋力の低下があるのです。
であれば、逆に、普段からこの足腰を中心として筋力トレーニングを行っていれば、怪我を回避することができ、結果として、寿命を延ばすことができるのです。
「緩慢な筋力の低下→怪我→入院→急激なな体力の低下→寝たきり→死」というコースから、
「筋力の維持→怪我をしない→体力の維持→健康的な生活→長寿」というコースに変えることができるのです。
とはいえ、ご老人が一人で筋トレできるかといえば、そう簡単にできるものではありません。
健康な若者でさえ、運動習慣のない人には、「運動が大事」とは思ってみても、ついつい怠るのが人間ではないでしょうか。
ここに、「在宅型のトレーニング補助」の存在意義があります。
どんなに運動嫌いな人でも、コーチが自宅に来てくれれば、やはり「やる」ものなのです。
そして、やれば確実に増えるのが筋肉です。筋肉は嘘をつきません。正しく鍛えれば、たとえ高齢者でも増強が可能なのです。
「転ばぬ先の杖」のように「転ばぬ先の筋トレ」ということです。
怪我の予防のために筋トレをするだけではありません。若者との会話を通じで、そこに生きがいと安心感を得る。そして、最後の最後まで介護のお世話にならずに長寿を全うするーこれこそが、「実りある人生」であり、理想の生き様、死に様であると思うのです。